若者の地元志向
「地元就職」を考えるときに、
地元就活でも、インターネットを駆使した広報・採用活動が定着しました。
ネットでの情報収集やコミュニケーションは就職活動の入り口となり、情報収集が容易になったために、目に見える条件であったり、写真から伝わってくるイメージで自分の未来を決定することも多いみたいです。ただ、ギャップも大きいのも現実。
だからこそ、関心を持った情報を更に掘り下げ、直に足を運び、見聞し、自らのモチベーションが高め、先輩や人事担当者に話を聞ける企業説明会・会社訪問であったり、また、お客さまへの対応が実地見聞できる店舗・ショールーム・工場見学。これらの生きた情報は、地元まで足を運ぶことが重要となります。
ただ、行動するだけでは疲れてしまい、「地元には新卒採用している企業が少ない」という風に繋がってしまいます。
こんな時にぜひ自分の辿ってきた道を幼児期・小・中・高校時代別に振り返ってみましょう。
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・夢中になって遊んだこと
・好きだった教科・嫌いだった教科
・仲のよかった友達の話、けんかした話
・叱られた・ほめられた・感謝されたこと
・くやしかった・泣いた・悲しかったこと
・おこずかい・お年玉の使いみち ・クラブ・サークル活動の思い出
・思い出に残る遠足・修学旅行・旅の話
・憧れていた・なりたかった職業
・学校・地域でのボランティア活動体験
・家庭での家事・手伝い体験
・親・兄弟・親類の職業についての感想
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その宝の山のような出来事のなかには、行動をおこすきっかけや影響を与えた人物のエピソードが隠されている筈です。
過去の記憶は、あなたのふるさとの風景とともに鮮やかに蘇り、持ち味といえるあなたの原点風景も見えてきます。
よく、過去と他人は変えられないと言います。
その考えは当然正しく、過ぎ去ったことを変えることはできませんが・・。
自分が迷った時に、過去を振り返ると
あっ!と思い、当時の苦い思い出の意味と価値が変わる瞬間があるものです。
「過去と他人は変えられない」が「過去と他人との関わりの意味と価値の受け取り方」は変えられるものです。
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